写真撮影で稼ぐ方法

2019年9月7日「世界一受けたい授業 2時間SP」 でストックフォト大手アフロの社長が出演!

バラエティ番組を見ていると、「写真提供アフロ」と出てくるのを見たことはありませんか? これはもちろんアフロヘアーのことではなく、写真エージェンシーのアフロエージェンシーのこと。

2019年9月7日「世界一受けたい授業 2時間SP」 で写真販売業のアフロエージェンシー社長青木紘二さんが出演していました。

アフロで最も売れた写真(なんと1枚で1200万円稼いだ写真!)について青木さんが番組の中で語っていたことをまとめました。




「写真提供アフロ」って何?

 

ヤフー知恵袋でも、「写真:アフロ」って何のことですか?という質問を見かけたことがあります。

その回答はこちら。

雑誌やテレビ番組等でイメージ写真を使用するときは、いちいち自社からカメラマンを出して撮影していると余計なお金がかかるので、借りられる写真は借りて使用するのです。
いろんな写真データをカメラマン等から預かって、貸し出し事務や著作権管理などをしている会社をフォトエージェンシーといいます。
アフロという会社は大手のフォトエージェンシーの一つです。
そこで借りた写真を使用する際には「これはアフロで借りました」というクレジットを付さなくてはなりません。
「写真(提供)アフロ」などと書かれているのは、そういう意味です。

写真を販売してお金を得る、そんなビジネスモデルがあるんですよね〜。知らないとわからない世界ですね。



1枚で1000万円以上稼ぐのはどんな写真? 特徴は?

アフロで最も売れた写真とはどんなものなのでしょうか? ココで具体的な写真は載せられませんが、最も稼いでいる写真ベスト3のお話しをまとめます。

まず第3位は雪のイメージ写真でした。1000万円には届かないけどなんと1枚で700万円稼いでいるそうです。雪のイメージといっても寄りの写真ではなく引きの風景写真。青空と雪が半々くらいに写っていました。写真の上に商品を載せたら即チラシとかができるような広告の〝下敷き〟として使いやすそうな写真でした。

次に第2位。ゴルフのボールを打った瞬間にティーが芝生の土とともに離れた瞬間の写真でした。とても躍動感のある写真。売れた金額はなんと1100万円。

そして最も売れた写真1位。これもゴルフで、芝生の上でティーにボールが乗っている写真。パット見はなんてことないとてもシンプルな写真。雑誌や広告で繰り返し何回も使用されたそうです。売れた金額は1200万円。

広告で何度も売れるものは個性が強い写真ではなく、あまり印象に残らない写真なのだそうです。すぐ忘れてくれるような写真。忘れるからまたリピートしてすぐ使う。強く印象を残さないからいろんな会社が使う。そういう写真が使いやすくて売れ続ける写真なのだそうです。

写真提供アフロ 社長の青木さんについて

社長の青木さんは元々はスポーツカメラマンとして活躍。数々の名場面を撮影してきたそうです。

2002年サッカーワールドカップ日韓大会では、イングランドのベッカム選手が先制点を決めました。青木さんはカメラマンとして、コーナーで手を広げて喜びの表現をしているベッカム選手の写真を撮影。この写真は評判をよび、試合翌日の世界52紙に掲載されたそうです。

なぜこんなにも青木さんの撮ったベッカムの写真が全世界の新聞や雑誌に掲載されたかというと、この瞬間、先制点を決めたベッカム選手を正面でとらえたプロの写真はこれだけだったからなのです。

他のカメラマンはシュートを決める選手を撮ろうとゴール脇でスタンバイしていました。そんな中、青木さんだけがコーナーの角に行って待機していました。ゴールを決めたベッカムはすぐコーナーの角に行って試合を見に来ているファンの人に「やったぞー!」とガッツポーズをしたのです。その結果、青木さんはベッカムの最高の表情をとらえることができたのです。

2016年のリオオリンピック日本体操男子団体でも、青木さんは得点が出て金メダルが決まった瞬間に電光掲示板を見ているチームの表情を喜びの表情を正面からとらえました。このときもほかのカメラマンたちがスタンバイしている撮影場所から離れて待機していたのだそうです。

サッカーでもオリンピックのときでも、自分の撮った写真がたくさんの新聞や雑誌に注目されたのは「人と違う動きをしたのがポイントです」と語っていたのが印象的でした。