インスタグラムで人気の撮影方法「置き画」とは?
置き画とはインスタグラムで人気の「おしゃれなブツ撮り」のこと。「#置き画」「#置き画くら部」はインスタで人気なハッシュタグです。
「小物やコスメ、洋服のコーディネートとかはどうやってきれいに撮るの?」そんな方に今回はカメラマンからみたステキな置き画を撮る方法とアイデア、撮影の舞台裏を少しだけお見せしたいと思います。 おなしゃす♪
おしゃれな置き画を撮る方法。上手に置き画を撮るコツその①背景を意識する
余白を作る
写真に余白(よはく)を作ります。余白とは「白くあいて残っている部分のこと」。別に白じゃなくてもいいですよ。「空き」「スペース」という意味です。画面いっぱいにモノを配置しないで、あえての余白を残すとこなれ感がでます。
撮影シーンを考えて演出をする
こういう写真をみると「ベッドで撮ってる」と思ってしまいがちですが、そんなことないんですよ。写真に写るのは一部なのでベッドじゃなくたって撮影できます。バスタオルの上にふわっと布を乗せて撮ればベッドみたいな雰囲気のできあがり。ソファを使ってもいいかもしれません。布はクシャッとさせてニュアンスを演出します。リネン(麻)を使うとおしゃれなベッドシーツっぽくみえます。
背景を自分で作る
ホームセンターで売ってる大きめの紙(4×6版といって788㎝×1000㎝くらいのもの・1枚100円前後)とか、タイル風の塩化ビニールの敷物(500円前後)などは撮影に役立ちます。
もっと個性やニュアンスを出したい方は、ベニヤ板にペンキで色を塗ってオリジナルの撮影用背景ボードを作るのもおすすめです。ベニヤは厚過ぎると重く、薄過ぎると反ってしまうので厚さ10ミリくらいがbest。味わい深いボードを作るには、なるべく打痕、汚れ、色ムラがあったほうがいいです。ベニヤとペンキ両方あわせて2000円もあれば買えます。
おしゃれな置き画を撮る方法。上手に置き画を撮るコツその②撮る高さを変えてみる
真上から撮る
おなじみの真上からの写真です。目新しさはそんなにありませんが、真上からの写真はやはりそれだけでいい雰囲気が作れますね。
目線を下げて低い位置から撮る
真上から撮るとおしゃれな雰囲気がつくれることは、インスタ映えの撮り方のコツとポイントでも書きました。が、あえて低い位置から撮影するという方法もあります。この2枚の写真は同じ並びですが、撮影者の目線の位置が違います(立って撮ったものと座って撮ったもの)。こうして撮る目線を変えるだけで劇的に写真が変わります。
おしゃれな置き画を撮る方法。上手に置き画を撮るコツその③自然光で撮る
リビングの窓から自然光が入る場所に撮影するものを持っていき、カーテン越しの光を使って撮影するとフワッと柔らかな仕上がりになります。逆にあえて直射日光を使って影を濃くして夏っぽく感じさせる撮り方もあります。
時間帯や季節によって光の質や色目が変わるので、どちらもできたら午前中の光で撮影するのがおすすめです。キレイな写真を撮るためには「自然光で撮る」のはマストです。