外での結婚式や七五三で外で人物撮影をすることってありますよね。
「人がいて撮れないな〜」と待っているといつまでたっても撮ることはできません。
今日は人混みの中でも上手に撮影できる方法をお伝えしたいと思います。題して「ワンランクアップの人物撮影方法」〜
お宮参りや神社での結婚式など外で撮影するときは「人混み」がつきもの。人混みがイヤだったら超朝早く撮影するしか方法はありません。では逆に人混みを味方につけてしまおう!という撮影方法です。
同じ状況下で撮影したAとBの2枚の写真を見比べてみると……
A
B
「A」の写真は背景の人が気にならないけど、「B」の写真は人が気になる。いったい何が違うのでしょうか?
Aの写真は、背後に人がいるんだけどぼけているから気にならない
Bの写真は、背後にいる人がすごく目立つ(正直、どいてほしい…スミマセン)
こんなところではないでしょうか?
どうやって、Aのような写真にするか、だいたい以下のことを行えば解消できます。
1.目立っている人が通り過ぎるまで待つ
被写体の後ろにすごい派手な洋服を着ている人がいると、目はそちらに行ってしまいます。なるべく存在感ある人は通り過ぎてもらってから撮影しましょう。
2.背景となる人混みから被写体までの距離を広くする
被写体と背景の距離が離れれば離れるほどピントが合う距離が開いてくるので、ボケて目立たなくなる
3.レンズのf値を小さくする
背景にいる人がボケて気にならなくなる
4.被写体より、背景(この場合は人混み)の方が明るい場所を選ぶ
背景の露出が明るくなるので明るくなってヌケのいい写真になる
5.望遠で撮る
広角で撮るより望遠にして撮った方が背景がきれいにぼけてスッキリと見えます
まとめ
被写体の笑顔を狙うのはもちろん大切だけど、それと同じくらい「背景」を意識することも大事です。
外での撮影で人が入り込むのはどうしようもないのでそれをどう写真に活かすか。撮影していて背景がウルサいな〜というときには上記5つのポイントを取り入れてみてください。